世界各国の女性の学び、キャリアや働き方、結婚・出産、子育て、女性を取り巻く環境やライフスタイルについてご紹介します。
 

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ブラジルでの教育は日本と違い国立大学である連邦大学は授業料が無料です。しかし入学試験が難しくレベルが高いのが実情です。そのため受験する大多数が私 立高校や予備校に通う生徒に限られます。欧米のように働きながら大学に通う人も多く、年齢に関係なく大学で勉強をします。また、大学を卒業してから就職後 もスキルアップのために大学や専門学校に改めて通う人も多くみられます。それはスキルを高めれば現在の立場から責任のある仕事を任されお給料がアップした り、より良い職にありつけたりすることが見込まれるからです。特にブラジルの女性で多い大学の進学先は教育、弁護士、歯科、看護などです。やはり手に職を つける専門職が人気です。
 

一方、女性の習い事はというと30代~40代の中高所得層の女性は健康志向が高まっており、近年2、3年でジムに通う女性が増えています。ジムはトレーニングマシーンを使った運動が主流で、特に最近ではZumba(ズンバ)が大変人気です。ズンバは日本でも5年ほど前からジムで取り入れられていますが、ラテンのリズムに合わせてHIPHOPやベリーダンスの要素が入ったいろいろなステップで激しく踊るエクササイズです。驚くべきことに60歳以上の3°idade(テルセイライダ―ジ)つまり第3世代と呼ばれる人達の間でもズンバ教室が広まっており、ブラジル人のダンス好きがうかがわれます。また、 綺麗に整備された公園では、夕方になるとジョギングやウォーキングをする女性が多く見られます。
 
 
 

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ブラジルでは月の最低給料額の何倍かで所得を図るのが一般的です。2013年の最低給料は678レアルで日本円だと30,510円(2013年10月時点 1レアル=45円で計算)となっていますが、この最低給料の仕事とは家の掃除や洗濯、料理などをするお手伝いさんというブラジルの中流層以上で雇っている 女性の仕事が主です。ある記事によると職場における女性の比率は2005年で44.7%、2006年には45%に増加しています。特に18歳から39歳までと50歳以上の世代の進出が大きく伸びています。
 

さらにILOの統計によると女性が管理職に占める割合は45%(2004年)になっています。ブラジルでは基本的に賃金、昇進や雇用における男女差別は法律で禁止されているため結婚や出産の後も女性は職場に戻り働く傾向にあります。職場に関して日本との違いは、OLや銀行に勤める女性でさえも非常にファッションに関して自由だということです。ヘアスタイルだけでなく爪にはマニキュア、アクセサリーもこだわっており、香水をつけることもブラジルでは社会人と しての身だしなみの一つなのです。これも多国籍移民を受け入れて独自の文化を作ったブラジルならではの習慣だといえます。
 
 
 

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ブラジル地理統計院(IBGE)の調べによると、結婚する平均年齢が13年前の2000年では男性が25-28歳で女性は22-27歳、しかし最近 2010年のデータではブラジルの南部地方では少し遅くなっており男性26-27歳、女性23-28歳と報告されています。ブラジル全体的として女性は 26歳が適齢期という傾向です。ブラジルの出生率はというと近年、各家庭の子どもの数が減ってきており、ブラジル全体の出生率は2000年では2.38でしたが2010年では1.90に減少しているそうです。
 

ところで、ブラジル人はイベントごとが大好きですが、赤ちゃんに関する大きなパーティーと言えばベビーシャワーです。ブラジルでは産まれてくる前に赤ちゃ んの名前を決めるのが一般的です。ベビーシャワーはポルトガル語でChá de bebé(シャ・ジ・ベベ)と言われ、臨月を迎える頃に家族や親戚、親しい友達を呼んで産まれてくる赤ちゃんともうすぐお母さんになる主役をお祝いします。
 

このベビーシャワーは女性限定というところがポイントです。一般的なのは招待状に主役が希望するプレゼントが書かれているので、参加者はその品をお祝いと して持参します。パーティーではたくさんの料理や大きなケーキがあり、おしゃべりやゲームを楽しみます。メインイベントは参加者からのプレゼントお披露目タイム。
 

主役のお母さんは一つ一つ包みを開けていきますが、それが誰からのプレゼントなのか、そして中身は何が入っているかを当てながら開けていくのです。そして間違えると主役は恥ずかしい変装グッズを被らされたり、主役のお母さんの顔や大きなおなかに口紅で落書きをされてしまいます。プレゼントはおむ つやミルク、洋服など赤ちゃんに必要な日用雑貨を贈られるのでお母さんにも助かるという一石二鳥なイベントです!
 
 
 

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主にブラジル女性は結婚、出産後も仕事に復帰して働き続けることが多いです。それは国から120日間の産後休暇が保障されているということと、出産後は出産前の職場のポジションにもどることができることから日本のように専業主婦になる女性は少ないのです。
 

夫婦共働きの家庭も多く、子供がいる家族は子育てもありますが親の両親に預ける傾向にはありません。その理由としては、若い世代は仕事や子育てにとって環 境のいい都市部に住んでおり近くに両親が住んでいない、親の両親はまだ現役で働いているなどというような理由が挙げられます。それよりも中高所得層になる と家事はお手伝いさんに任せてしまう人が多いのです。ブラジルでは日本と違いお手伝いさんを気軽に雇う感覚です。
 

お手伝いさんにも3種類あり、一つは掃除や洗濯、アイロンがけを主にやってくれるFaxineira(ファシネイラ)、もうひとつは掃除や洗濯以外に料理 や買い物を行ってくれるEmpregada(エンプレガーダ)、そして子供の世話をしてくれるベビーシッターのbaba(バーバ)があります。お給料はと 言うとそれぞれ多少違いはあっても大体月給で600レアル~1200レアルが相場のようです。(※1000レアル45000円程度。2013年10月現在)
 

日雇いで雇う家庭も多くあり、1週間に1回程度お手伝いさんに来てもらうという家庭もあります。お手伝いさんは家じゅう隅々まで大掃除並みにピカピカにしてくれるので子育て中のお母さんには大助かりです。
 
 
 

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ブラジルならではの熱い陽気な環境は肉食系のブラジルの男性が多い様子です。ブラジル男性には日本人男性と違い女性にもかわいらしさより美しさ・セクシーさが好まれるようです。そんな男性を射止めようとブラジル女性は日々美しさにとても気を使っています。
 

ブラジルのヘアサロンではストレートロングヘアがダントツ一番人気のヘアスタイルです。ここ1,2年の間で、大人気ドラマの有名女優の影響でナチュラルウ エーブヘアも人気です。ヘアサロンでは日本とは違い髪のトリートメントやパーマをする間、ネイルをする人が多いです。マニキュアが一般的で甘皮処理からネ イルをして相場は手足で大体15レアルから20レアルです。日本ではかなり高いイメージのエステもブラジルでは中流層以上は頻繁に通っています。
 

顔のうぶ毛剃りや手足や脇のむだ毛、アンダーヘアーのブラジリアンワックスは定番です。 ブラジルではパーティーが頻繁に行われ、誕生日は月に2、3回は 呼ばれることもしばしばです。パーティーの中でも最も盛大なのは卒業式、結婚式でこれらのパーティーは朝方までダンスやお酒を飲んで楽しみます。出かける 前には必ずシャワーを浴びるのは当然の習慣。それからとびきりのオシャレをしてキラキラなアクセサリーをつけ、スベスベの肌にその女性がお気に入りのコロ ンをまとい、ツヤツヤでサラサラな髪をなびかせてパーティーに繰り出します。
 
 
 

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