世界各国の女性の学び、キャリアや働き方、結婚・出産、子育て、女性を取り巻く環境やライフスタイルについてご紹介します。
 

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国家方針に掲げられた教育改革。“文革”からの遅れを取り戻そうと、政府は“個人の資質“を向上させるため、徹底した改革に乗り出しました。現在、世界学力レベルでは、読解・数学・科学すべて、フィンランドを超えて、1位と驚異的な改革に成功しました。教員研修を充実し、生徒は多めの宿題と勉強時間は恐らくダントツでしょう。幼稚園から、字が読めて、算数ができて、英語が話せることを目標にしているようです。中国では公園や子供が遊ぶ施設が少ないのは、勉学に集中せよとメッセージなのでしょうか。子供らしくしている場合ではない気がします。
 

また、英語教育も進んでいます。幼稚園からほぼ毎日英語の授業があります。外国から産業が次々と入ってきたため、英語は必須項目となったのでしょう。
 
 
上海は、このように変化して急成長しています。人々は、マナーやモラル、サービスレベルも変わってきています。競争に勝つことにだけ目を向けてきたように見えますが、今後は新しい中国人像が見えてくるかもしれません。
 
 
 

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上海の女性は、キャリア志向が強く、結婚して、子供が生まれてもほとんど仕事を続けます。中国の経済を率いる上海には、中国各地から労働とキャリアを求め人が集まります。キャリアの考え方については、日本とは異なります。例えば、日本は終身雇用制度に基づいて、会社で定年まで働き、会社に貢献すること役に立つことを考えて働く傾向がありますが、上海では会社は自分のキャリアを磨く場であり、キャリアや給料を上げるために転職を繰り返す傾向があります。これは、上海だけでなく、欧米も同様の傾向があります。
 
 

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今、結婚する世代は一人っ子政策のもと、両親から手塩にかけて育てられてきています。将来への期待も大きく背負っているため、結婚して生活水準を落とさない相手を選ぶことに慎重です。その象徴として、男性側に家は賃貸ではなく、持ち家があるかが普遍的になっています。
 
 

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上海の女性たちの産休はわずか半年程度で、彼女たちには家事といった習慣はありません。むしろ、上海の男性は草食男子的で女性には頭が上がらない雰囲気があります。それに加えてレディーファーストです。男性が、家事や食事の用意をしている家庭も少なくありません。夫婦で家庭の収入を増やし、子供に十分な教育を受けさせたい、将来子供のために家を買いたいといった気持ちがあるようです。サービス残業する概念はなく、定時に退社し、日本と比べてワークライフバランスが取れているように感じます。子育ては、大抵は親の両親や親戚が担当しています。
 
 

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上海では、日本と同様ヨガや英会話、映画なども楽しみます。韓国や日本のファッションをネットで見て、楽しんでいます。上海には、伊勢丹、高島屋など名だたる百貨店も高級ビルを建て、日本ブランドを販売しています。ユニクロもとても人気です。中国には、関税率が高いため、輸入商品が高く手に入りにくいので、近い香港に買いに出る中国人が多くいます。
 
 

変化する中国

 

13億人を超える巨大国家、中国。2011年GDP経済成長は、10%を超え目まぐるしい変化をしています。至る所で“Made in China”を目にするように、中国は“世界の工場”と呼ばれ、世界各国が中国に工場を設立し、衣類、食品、車などを輸出してきました。言わば安価な労働力を目的としてです。しかし最近は、急速な経済成長によって、社員の給料は高騰、タイやインドなど諸隣国に工場を移す企業もあります。所得の向上は、日本へ観光にくる中国人の激増からも感じられるかと思います。
 

そして、今や所得を上げた中国人をターゲットに、世界中が目を向け、魅力的市場へと変化しています。あらゆる企業が、中国人の嗜好性に合うブランドを開発するため、研究開発事業部を立て、マーケティングを強化しています。
 

未だ経済格差が大きく、コンビニではペットボトルの水が3元(約50元)で買えるのですが、一方隣の喫茶店ではコーヒーが30元(約500円)で売られています。このように喫茶店や、高級レストランに中国人の客層が占めており、頻繁に外車を見かけます。