北欧のライフスタイルというと、教育費も無料で老後も保障されるなど、税金が高かろうがそれに見合った保障が約束されているので、国民にも支持されています。今の日本とはまさに対極であり、幸せ度も高いと、よくメディアでも紹介されていますね。
 

そんな理想のシステムを持つ北欧ですが、これにより失うものもあるのだそう。安定というすばらしいシステムにもデメリットがあるといいます。
 

それは意外にも「家族のつながり」なのだそう。
 
 
 

親と子、お互いが自立した関係

 
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保障が手厚いため、がむしゃらに働かなくとも、親の面倒をみる必要もなければ、子どもの世話になる必要もないことから、『こどものため、家族のために一生懸命働こう!』という意識がないのだそうです。
 
 

人生に何を求めるか、によっても幸せの形は違うのかもしれません。それが当たり前という文化で育てばそれしか知らないですし、知らなければ、働かなきゃ!という人生=ただ大変なものという程度の認識しか持たないかもしれません。
 
 

日本のシステムをベースに家族との繋がり、という価値観で考えると、繋がりがない=デメリットのようにも見えますが、それもまた、違います。北欧のシステムをベースに家族の在り方、という価値観が私たちのものとは異なって存在しているからです。価値観のベースが異なればメリットデメリットが違ってくる。世界を見るときにはそういう視点を持つことが大切なのかもしれませんね。そして自分自身を幸せにするために、”あなた自身は何が幸せと思うか”を考えて、自分の価値観を一つ一つ固めていくこと。このプロセスを忘れてはいけませんね。
 
 
 

北欧のシステムは日本人に合うか?

 

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ある既婚の男性と話をしていた時のことです。お子さんが二人いて、引越しをしたいという話題になったのですが、『引っ越したくても引っ越せない病なんです。妻も専業主婦で引越し代が貯まらなくて、俺何のために生きてるんだろう。大変ですよ~独身の頃はお金にも余裕があったし自由だったし、楽だったなー。』なーんて、ぼやかれていました。
 

日本人はもともと勤勉で、外国人が日本人に抱くイメージもまさに、そのままですよね。北欧のライフスタイルは安定はある分、格差も少なく、富裕層という存在は少ないそう。そして自由に使えるお金も少ない分、思い切った贅沢もしないけれど、緩やかな生活の中で幸せに過ごしています。
 
 

もし日本にこの北欧のシステムが入ってきたら?
 

最初にこの北欧のシステムを知った時はあまりにも理想的だと思った方も多いはず。教育費も医療費もただ、税金は高いけれど将来は約束されている。でも、何度かテレビで見聞きしているうちにふとこんな疑問を抱いた方もいないでしょうか。
 

もしかしたら今の私(日本人)には合わないのではないか?と。
 

「新しいもの好き、刺激が欲しい、好奇心も旺盛、苦しくったってがんばって働いて週末はおいしいお酒や女子会でパワー補給!」確かに生活は安定するけれど、そんなONとOFFをうまく切り替えてのライフスタイルが合っている人にとっては、もしかすると物足りなさを感じるかもしれません。
 
 

安定と刺激。
 

同じ日本人でも、もちろん求めるものはそれぞれに分かれますので、どちらが良い、悪いとは一概には言えません。まだまだ移住と言うと高い壁が幾つもあるのが現実ですが、個それぞれ合うシステムがある国に行く、という選択がこれからは考えられるのかもしれないですね。
 
 
 

日本人の家族の形

 
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日本は昔から『家族』が基本にある文化で進化してきました。大変な時はお互いに協力し合って。子育ても地域全体で育てていく。
 

最近はそのような環境が見直されているのか、”お嫁さん側”のご両親と二世帯で住むご家庭も増えているようです。同じ大家族生活でも昔とは変化してきている証拠ですね。嫁姑問題も関係なく、結局家にいる時間が長い奥さん側のご両親との同居により、コミュニケーションも図りやすい、よって子育てでも助けを得やすいわけです。
 

核家族って、楽だけれども子育て世代になるとやはり大家族のありがたみを感じずにはいられない毎日です。親と子だけでは、時には息詰まってしまう。それが時には悲しい事件さえも引き起こしてしまう。愛情がないわけではないのです。環境なのだと、実際親になって改めて知りました。
 

そんな時に心身ともに支えてくれるのが、一番身近な親であり兄弟姉妹であり、ご近所の方やママ友ではありませんか?家族とのつながりは切っても切り離せない大切なもの。あの3.11では家族の絆、という言葉もみなさんの心に残りましたね。
 
 

北欧のいいところも日本なりに変化させて、うまくうまく融合され、家族がベースのいい社会を作っていけたら、きっと私たち日本人にとっての幸せの形が生まれるのかもしれません。
 
 

【参考】
 

スウェーデンの女性たちの環境について読む
ノルウェーの女性たちの環境について読む
 
 
 

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