並ぶ時間が320分、など「それは何時間?」と疑問に思うような数字が話題の伊藤若冲展も東京は本日最終日ですね。実はまだ比較的空いていたGW中に一度足を運んでいます。待ち時間も2時間もかからない頃でしたが、並んだものの諸事情により観ることができず、日曜日、買ったチケットがもったいない!という一心だけで、朝7時半ちょっと前から並んでみました。さすがに5時間も待つ気はなかったので、Twitterで事前リサーチ!おかげさまで開館の9時半過ぎには観ることができ、2時間以上たっぷり堪能してきました!この待ち時間の間、ずっと読みたかった本もほぼ読めて、朝の気持ちの良い木陰の下で、結構快適な時間を過ごせました。
さて、美術はどちらかというと苦手分野で詳しくもなく、今回も誘われたので行ってみたのですが、音声ガイドの助けもあり、天才絵師と呼ばれる若冲の技術と感性には言葉にならないほどの感動がありました。
こちらは私の一番気に入った一枚!Pinterestから拝借しました。
Photo reference:Pinterest
梅花群鶴図(ばいかぐんかくず)
梅に鶴。
着物を知ってからそこに描かれる梅の木にずっと惹かれてきましたが、梅というと鶯、が見慣れているだけに、白く美しい鶴(しかも目つきが鋭いし顔が正面の鶴も!)というのが、私には新鮮でした。
掛け軸があれば欲しいなー、と思ったのですが、掛け軸が似合うお部屋がそもそも今の我が家にはないのでした^^;というわけで、ポストカードを購入♪ お部屋に飾ろうと思います。
美術品には疎く何の知識もありませんが、こうして触れる機会を持つことで、そこからまたお気に入りが増えて、視野が広がり世界も広がりました。誘ってくれた妹に感謝です。
実は6歳の息子もついてきて入場寸前で合流したのですが、鶏に絵に絶叫するも、総合的にさほど絵画への関心は持たなかった様子 笑 小さいころに沢山の美術の絵を見せておくと、実際に見たときに記憶がリンクされて興味があがるらしいのですが、美術には私自身もさほど関心が向かなかった結果、息子の反応にはまあ納得です。
これからは今まで触れてこなかった分野の芸術にも子連れで近づいてみたいと思います。