外国人と仕事をするとき、相手の話の聞き方で「もしかしてこの人、〇〇人?」と思うことがあります。いいね、いいねと調子よく返事するわりに仕事の進まない人、他人の発言に文句ばかり付ける人、人の話を聞かずにひとりで仕事を進める人など、一概には言えませんが出身国を聞いて納得、ということも少なくありません。仕事に限らず、友人関係も同じ。長く付き合える人かどうか、信頼できる人かどうかを見極めるために話の聞き方はいい判断基準になります。
 

そんな中、話の聞き方が上手なドイツ女性はどこにいっても頼られキャラ、仕事でもプライベートでも信頼を得ています。
 
 

  聞くことに徹する

 
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例えば、彼女たちが人の話を聞くときに口を挟むことは、めったにありません。相手の言いたいことを理解し、現状を把握することを第一に考えます。これって簡単なようで結構難しいですよね。誰だって自分の意見を言いたくなるし、ヨーロッパではとくに、意見を言わない=意思のない人間だと思われがちなので、イエスでもノーでもとりあえず発言したがる人が多いのです。しかし、ドイツ女性は話している相手がパニック状態でも、とにかく吐き出させて、話を整理するのが上手いのです。聞き手が口を挟むと話の中心がズレたり、とんでもない方向へ飛んで行ったり、しまいには話し手が聞き手にまわったりといいことなし。
 

聞き手が落ち着いていれば話し手も少しずつ冷静になり、物事を客観的に見ることができます。かといって、ただ黙って相づちを打っているわけではありません。
 
 

 相槌の打ち方にもコツがある

 
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ドイツ女性と話していると「うん、うん。だよねー、分かる!」という賛成の相づちではなく、「きちんと話を聞いているよ」という深い相づちが多いのです。相づちを打たれると最初は安心しますが、むやみやたらに相づちばかりだと、適当に聞き流されているんじゃないかと不安になってきます。自分の意見に共感してくれるのは嬉しいものですが、度が過ぎると逆効果。特に携帯電話を触りながらの軽い相づちなんて、はっきり言ってしないほうがマシです。意見に自信がないとき、本気で悩んでいる時には相づちよりも目を離さず話を聞いてくれることが嬉しいものですよね。
 

ドイツ女性は他のヨーロッパ女性に比べて、あまりおしゃべりではないような気がします。というより、おしゃべりしていても、声のトーンやリズムが落ち着いているのでキャーキャー騒いでいる感じがしないのでしょう。もしかして彼女たちは聞き上手だから、相手に不快感を与えない話し方ができるのかもしれません。それってまさに話し上手は聞き上手!
 
 

あなたも今日から聞き上手になれそうですか?
 

相手を知るとき、自分を知ってほしいとき、私たちはまず言葉を交わします。ドイツ女性のように信頼感を与える話し方、聞き方ができれば、仕事でもプライベートでも相手ともっといい関係が築けそうですね。
 
 
 

ライター イズミサワサトコ
パリで暮らしてみたい!その勢いのまま学生ビザを取得し、日本を発ったのが約10年前。エッセイや翻訳、同行通訳など言葉に関わる仕事をしていま す。2015年、結婚を機にフランス人の夫の希望もあり、またしても勢いで奄美大島へ移住。花の都から東洋のガラパゴスというカルチャーショックを日々ポ ジティブに楽しんでいます。
 
 
 

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