フランス人女性が恋愛に対して、とても自由な気がするのはなぜでしょうか?

 

それは、彼女達が早くから精神的にも経済的にも自立しているからではないかと思います。これを裏付ける理由がいくつかあります。

 

親元からの自立が早い

 

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2015年に発表されたEurostatの統計によると、ヨーロッパの若者が親元を離れる年齢は平均して26歳ですが、フランス人はそれよりも3年ほど早く男性で24.5歳、女性では23歳だそうです。大学入学と同時に親元を離れる場合と、学部によっては1年目に選抜試験があったり、高校卒業後に2年間の厳しいグランゼコール(高等教育機関)入学準備クラスがあるために親元から通い、その後一人暮らしを始めるなどのパターンが多く、就職してからも親と暮らすのは「恥ずかしいこと」とみなされます。

 

特にフランス人女性は、できるならば少しでも早く親元を離れて自由になりたい、と思っています。

 

 

自立しているからこそ相手に多くを求めない それが自由な恋愛へ

 

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経済的自立という面では、「フランス人女性の仕事観」でも書きましたが、25歳から49歳までのフランス人女性の83.8%が何らかの仕事に就いている、または就活中であるという統計がでていました(INSEE/フランス国立統計経済研究所の2014年の統計による)。つまり、結婚しようが子供が生まれようが、彼女達にとって働き続けて経済的に自立しているのは当たり前のことなのです。

 

こうして自分が自立していれば、偶然出会って好きになった人の条件や将来性などをいちいち気にしなくても、素直に「好き」「だから一緒にいたい」と思えてしまうのではないでしょうか。

 

フランスでは結婚をする前にカップルが一緒に住み始めるのは当たり前。日本のように「付き合う」→「プロポーズする」→「結婚する」→「一緒に住み始める」という段階を踏まずに、「好き」「ずっと一緒にいたい」「だから一緒に暮らす」という自然な流れに身を任せてしまうのです。もちろん「一緒に暮らし始める」というステップは、フランス人女性にとっても大きな第一歩ですので、「彼と一緒に暮らし始めても大丈夫な10か条」のような記事は女性誌よく特集される内容ですが、お互いに収入があり精神的にも自立した大人なのですから、「彼の収入は?」「彼の親は?」などあれこれ考えなくても、いつでも一緒にいたいと思えばすぐに一緒に暮らし始めるのです。

 

そして大好きな彼との自由気ままな同棲生活を数年間続け、ある日ついに赤ちゃんが…。統計によると、2015年にフランスで生まれた赤ちゃんの57.9%が婚外子、つまり両親は結婚していないということ(INED/ Institut national d’études démographiquesの2015年の統計より)。フランス人女性は、子供を産み育てる場合にも結婚という法的手続きに全くとらわれていないわけです。

 

精神的にも経済的にも自立していて、社会の慣習にもとらわれない。「好きだからその人と一緒にいる。でも自立していたい。」これが、他国の人々が感じるフランス人女性の自由な恋愛感の「源」になっているのではないでしょうか。

 

いかがでしたか?

 

ライター Zoé(ゾエ)
パリ、東京、ブエノスアイレスで暮らし、現在はバンコク在住。
さまざまな国の女性とおしゃべりをし、その国独特の女性の考え方や価値観を知るのが大好き。

 

 

 

 

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