価値観。
生きていくうちに常に変化していくもの。
あなたにも人生において
大切にしている価値観がたくさんあると思います。
一般的に子供は3歳までにその両親の価値観が刷り込まれると言われています。そして成長するに連れ、一緒に過ごす人たちが変われば、もちろんその人の価値観は変わっていきます。
ある女性がこんな風に話していました。
「もう生活する場所も仕事も違うから、家族とは価値観の共有はできないんだなあって思いました。」
ビジネス的には異なる価値観を持つ人が一緒に働いている方がメリットは多いとされますが、友人、親友、というと比較的似た価値観を持つ人同士が仲良くなる傾向があります。あなたを囲む周りの人はどうですか?あなたと似た価値観を持っていますか?
それに対して家族とは、その真逆のパターンもある集合体である場合もあります。我が家もこのタイプ。そのため、この彼女から得た”共有しなくてもいいんだ”という気付きは予想以上に大きな気づきでした。
一番身近な家族だからこそ、自分と似たような価値観を持っていて欲しい、共有したい。そう思うことは、ただ家族に対して、自分の価値観を押し付けているだけ。家族以外に対しては、価値観の多様化を認めていても、家族というだけで、思うように納得できないこともありますが、そこには適度に距離を置きふたをするという考え方も選択肢としての一つなのでしょうか。
あなたならどうしますか?
もしあなたの家族が真逆の価値観をお互いに持っているのであれば、それは一番近い存在でもあり、切っても切れない関係があるだけに、最小コミュニティの中で視野が最大に広がる世界なのかもわかりません。要は自分がどう捉えるかに尽きます。