先日、小3の息子のリクエストで、人魚の眠る家を観に行ってきました。映画で泣いたことがなかった息子も初めて涙。私は娘とタオルを奪い合いというくらい始終涙が止まらなかったです。
この映画は、6歳の女の子が事故で脳死判断をされてしまうというお話。
小1の娘も、女の子が同じ年とあって感情移入がしやすかったのだと思います。大分内容を理解していました。
”脳死””尊厳死”について、息子とは、映画を観る前後で色々話をいていたのですが観る前は
「僕が脳死になっても生かしてね」
と言っていたのが観終わると
「臓器提供していいよ。」
と考えが変わった様子。
臓器提供が前提であれば医者からの正式な脳死判定を受けることができるのが今の日本なのだそうです。
実は我が家も昨年、脳死という問題に向き合ったので、息子にとってはこの映画が理解を深めてくれたように感じています。小3の子とこんな話ができるとは思っていなかったのですが、生きていれば予想外のことも突然起こる訳です。
自分の子どもが脳死してしまったら、果たして臓器提供という選択ができるのかどうかは、その時にならないと分かりませんがこの映画のお母さんを客観視した時にわかるように、”決断は変えても良い”と”変えられる”、”変わる”という選択を持っているだけでも、気持ちが大きく助けられるのではないかとも思いました。
「ママが脳死になったら臓器提供していいからね」と伝えたら「えええーーーいや〜ん」と娘 笑 冗談まじりで話せる今だからこそ、自分の意思について、機会を設け、きちんと話して行こうと思いました
あなたはどう思いますか?
#人魚の眠る家